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伊場仙

代々引き継がれている「見えないもの」への思い

伊場仙14代当主吉田さんのお話の中に、「見えないもの」への思いが出てきました。地元のお祭りに協力をする、震災では町をあげて支援をする、そんな人とのつながりこそ価値があり重要であると、家訓ではなく人間の生き方を教えられ、代々大切にしてきました。 これは伊場仙の歴史を振り返ればわかります。明暦の大火、安政の大地震、関東大震災など十数回もの災害に見舞われ「見えるもの」は消失してしまいました。しかし、江戸時代以前から今なお続く伊場仙の本質はその「見えないもの」の中に詰まっています。