先の見えない こんな時代は れんこんを覗いて先を見通そう

江戸のデザインはシャレが効いています。れんこんやとんぼ、瓢箪。一見何の意味も感じることはできませんが、実はそこには隠れた意味があります。それに気づいたときについ「くすっ」と笑ってしまう、そんな江戸っ子のおしゃれは現代の私たちが見ても新鮮でかっこいいものです。

とんぼ 前進あるのみ とんぼは前にしか飛ばない。前進あるのみ。気合いの入るデザイン。	れんこん 先が見える れんこんは穴があいているので、先が見える。将来の実とおりがつくという景気の良いデザイン。	6つの瓢箪 無病 6つの瓢箪。むっつのびょう。むびょう。無病。健康祈願のデザイン。	雪景色 視覚的にも涼しく 夏に使う団扇ですが、描かれているのは冬の雪景色。だからいつもより冷たい風が吹いてくる気がする。かも？