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伊場仙

堀江町の版元、伊場屋

伊場仙は徳川家康と共に江戸に上がった浜松の商人、伊場屋勘左衛門によって開業されました。当時の屋号伊場屋は初代の出身地が遠州伊場村(現在の浜松市伊場町)であったことからなづけられたものです。創業当時は江戸日本橋堀江町(現在の東京都中央区日本橋小舟町)にて、江戸幕府の御用を承り、主に和紙、竹製品、などを扱っていました。江戸後期よりうちわ浮世絵を扱い始め、版元として「伊場屋」の名を江戸市中に広めました。現在その当時の「伊場仙版」の絵は国内の美術館はもとより大英博物館、ボストン美術館、メトロポリタン美術館、ヴァンゴッホ美術館等海外の著名美術館でも見ることができます。